IELTSのライティングを受験すると、
答案用紙の裏面、OFFICIAL USE ONLYと書かれたスペースに、
このような欄があることに気づきます。
初めて受験したときは、「一体これは何を意味するんだ・・・」と勝手に悩んでいましたが、
実はこれ、ライティングの採点基準を書いてくれています(たぶん採点官がここに評価を書きこんでいく感じ)。
スピーキングと同様に、ライティングも、大きく4つの採点基準が存在します。
Task1) Task achievement
Task2) Task response
1つめの評価基準は、Task1と2とで、名称が微妙に異なりますが、どちらにせよ、「問題に対して、しっかり答えられているかどうか」がポイントです。Task1なら、必要な情報を全て表現できているか。Task2なら、問われている内容に全て答えられているかに注目です。
あとは、提示された語数以上書けているかどうかも重要です。実際、答案用紙には、このような欄が用意されています。
語数は、ほぼ確実に、カウントされてます。(ただし、IELTSの場合、TOEFLと違って、書きすぎも良くありません。その辺はまた別の記事で書きたいと思います。)
Coherence and Cohesion
ロジカルに一貫性を保った、まとまった文が書けているかどうか。Speakingと同様、Paraphrasingや転換語を活用することも有効です。
Lexical Resources
そして、これもSpeakingと同様ですが、IELTSのページに、
The criteria are weighted equally and the score on the task is the average.
と書かれていますので、
上の4つの評価項目はそれぞれ同じ重みで最終スコア(バンド)に影響を与えます。
(ちなみに、ライティング全体として見たとき、Task1とTask2は、配点の比重が1:2です。)
と書かれていますので、
上の4つの評価項目はそれぞれ同じ重みで最終スコア(バンド)に影響を与えます。
(ちなみに、ライティング全体として見たとき、Task1とTask2は、配点の比重が1:2です。)
というわけで、考えてみれば、ライティングの場合、答案用紙に、採点基準を書いてくれているとも言えます。
試験が開始するまでの間、ここを見て、評価基準となる4つの項目を頭の中で最終確認しておくのも役立つかもしれません! では!
なお、バンドごとの正式な評価基準は、下のページから見ることができます(PDFが開きます)。
IELTS WRITING TASK 1: Band Descriptors (public version) IELTS WRITING
TASK 2: Band Descriptors (public version)