前回の記事では、4技能すべての問題が入った公式問題集を紹介しましたが、
今回は、スピーキング編・ライティング編という、それぞれのセクションだけに絞った問題集についてです。
まず、サイズの違いから。
アマゾンのページで見ると分かりにくいですが、どちらの本も、
もとの(ブルーの)公式問題集と比べると、大きい冊子になっています。
ただし、ページ数はかなり絞られていて、どちらも100ページ未満です。
さて、この2冊ですが、一言でいえば、
★ブルーの公式問題集に比べて、解説は非常に丁寧
★一方、収録されている問題数は少なめ
です。
まず解説についてですが、全ての問題形式について、かなり詳しく説明してくれています。
「この問題へのアプローチ方法」というコーナーがあって、
それぞれの問題の種類に対して、どうやって考えていけばいいのかを教えてくれています。
また、解答例も、
「合格ラインの解答例」
「上級者の解答例」
の2種類が掲載されています。
自学したい受験者にとっては嬉しいポイントかもしれません。
ただし、問題量については、あまり期待しないでおく方がよいでしょう。
どちらの本も、合計すると2セット分のみ問題が収録されています。
(詳しい解法が述べられているChapter2で1セット分、巻末のChapter3『問題演習』でもう1セット)
正直なところ、受験者としてはもっと演習問題がほしいところですが、
今のところ(2016年12月時点)で入手可能なのはこれらのみです。
Speaking・Writingセクションを伸ばしたい人は、購入してチャレンジするのも手かもしれません。
以上、シンプルな参考書レビューでした!