2016年1月14日木曜日

問題集レビュー】 Official TOEFL iBT® Tests Volume 2


ついに、TOEFLの公式問題集(第2弾)が発売されました!







今日は、その中身をレビューしてみます。










全464ページ。 厚みとしては、Official Guideよりは持ち運びやすくなっています。

とはいえ、日本で一般的に売られている参考書にくらべると、やはりサイズも厚みも、かなりの存在感です。

ちなみに・・・黒&ブルーの、2色刷です :)













練習量としては、全5回分のTOEFL(iBT)の模擬テストが収録されています。

ダミー問題は入っていないので、具体的に書くと、

1回分につき、
Readingは3パッセージ分。
Listeningは6つの音源(会話分1+レクチャー2、のセットが2つ続く)。
Speakingは6問。
Writingは2問。

となっており、この「1回分」のパッケージが5つ収録されていることになります。











ちなみに、「解説」に関する注意点としては、

ReadingとListeningは、答えが掲載されているのみ(解説は無し)です。そして、「OO問正解なら、換算得点はXX点」という換算表も載っていません。

少し不親切ですね・・・。(英語の本なので、和訳なども当然ありません。)

ちなみに、Listeningのスクリプト(台本)は、さすがに掲載されているので安心してください。(これだけで100ページ以上!)

Speakingに関しては、「Important Points」というアドバイスが掲載されています。プラスで、レベル別の回答サンプルを聞くことができ、それに対する採点官のコメントも読むことができます。(一方で、ETSが作った回答例が紹介されていたりはしません。)

Writingでは、「Topic Notes」という名前で、やはり問題ごとにアドバイスが書かれており、それに加えて、5点満点の回答サンプル(&採点官のコメント)も読めます。(やはりこれも、『ETS作成の回答例』が載っているわけではない点には注意です。)

まあ、アウトプット系のSpeaking・Writingは、ETSが回答例を作って発表してしまうと、それが「唯一の正しい答え方」みたいに受け取られてしまって、受験者が全員それを真似してしまうので、

それを避けるために、「あくまで過去の受験者のサンプルを紹介」という形になっているのだと思います。









ところで、本書にはDVD-ROMが付属しています。






これをパソコンで開くと、このようなファイルが登場します。





「Audio」フォルダの中には、音声ファイルがぎっしり。これをスマホなどに入れて、外出先でリスニング問題を解いたりすることが可能です。



一方、「setup」をクリックすると、パソコンの画面上で問題を解くためのプログラムをインストールできます。



インストールすると、デスクトップにアイコンが出現しました。














このプログラムを使うと、パソコンの画面上で、5回分の練習問題を解くことができます。

つまり、この本を解くときは、紙に印刷された問題を解くか、パソコン画面上で解くか、お好みで選ぶことが可能です。



ただし、画面上の操作は、本番と異なります。(この点は、Official Guide付属のディスクでも同じ・・・。)

たとえば、リスニングの音源を聞いている最中でも、画面の右上でなぜか60分のカウントダウンが始まります。



しかし、実際には、リスニングは音源を聞いている最中はカウントダウンはなされず、

問題に回答している時間のみ、カウントダウンが行われます(1セット=3音源分 につき10分)。

ここは、今回改善されるかなーと期待していましたが、昔のままでした。

(もし、もっと本番に似た画面操作を体験したい人は、以前にこちらの記事で紹介した、TOEFL iBT Interactive Samplerがオススメです。無料です。)










ちなみに、問題自体はまだ解いていませんが、5回分のうちの2つめが、

おぼろげながら、過去にたまたま受験したときと同じ問題のような気がします(!)。

「過去」というのが、たしか2008年ぐらいなんですが・・・(今から8年前・・・)。

Readingの1つめのパッセージと、それからSpeakingの1問目が、かなり記憶に残っているので、この2つに関しては一致していると思われます。

「なんだ、8年も前の問題を掲載しているのかよ」という感じもしますが、

TOEFL本番では、過去の問題を使いまわしたりするのは実際にあることなので、

この8年前以外の回でも、その後 続けて使用されていた問題なのかもしれません。

ともかく、ETSから公式に出版された問題集という意味では、貴重な最新本(Official Guideを入れても、やっと3冊目)なので、

これからTOEFLを受験する人は、購入して、練習に使うのに損はないと思います。

ただし、「初めてTOEFLを受けるんだけど、どんな試験かもまだよく分からない」という場合は、この本は上記のように不親切なところも多い(テスト自体に関する説明もほとんどありません)ので、オススメしません。

というわけで、「だいたいテストのことは分かっている。もっと正統な問題で練習したい」という人にはオススメできる一冊ではないかと思います! では!











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