前回の続きで、他の略語を紹介していきます。
今回は、「なぜならば」のような記号ではなく、
TOEFLによく出てくる単語を素早くメモするというイメージです。
prof
これは、前回も紹介しました。
professor(教授)の略です。
diffe / diffi
これは個人的に使っているもので、メジャーではないと思います。
diffeがdifferent、
diffiがdifficultの略です。
なぜこれを紹介するかというと、以前、
「diff」とメモをして、これがdifferentなのかdifficultなのか分からないということが何度かあったためで、
現在は、 diffe あるいは diffi と、最後の母音まで書き添えるようにしています。
まあ、
diffeは「ちがう」「別」などとメモして、
diffiは「hard」とか「ムズイ」のようにメモをできれば混乱は起きませんが、
リスニング中はそうやって頭の中で言い換える余裕が少ないことが多いので、
参考に、このdifferentとdifficultはメモをとるときはややこしいペアなんだ、
ということは知っておいて損はないと思います。
gov't
government「政府」のことです。
これはメジャーな略語です。
もちろん自分で書くときはアポストロフィなんか無視して構いません。
余談ですが、個人的には、昔からgvmtと略していたので、メモもこうして書いてしまいます。
(しつこいですが、メモは自分だけに分かればいいので、これでもセーフ。)
dept
departmentのこと。
「部門」などの意味がありますが、TOEFLでは「学科」という意味で使われることが多いでしょう。
Department of Law なら「法律学科」ですね。
これも、governmentと同じノリで、個人的にはdpmtと略してしまいます。(※メジャーではない)
info
information「情報」ですね。
prob
problemの略です。TOEFLのリスニングでは「問題点」がよく出てきます。
・・・が、実はもう1つ、probはprobablyの略としても使われます。
混同して使わないように注意です。
exp
experimentの略です。「実験」も、TOEFLでよく登場しますね。
ただ、これももう1つ、experience「経験・体験」の略にも使えるので注意を。
ppl
peopleの略。
・・・最後に、1つだけ。
ここまで、複数の英語の略語・記号を紹介してきましたが、
全て英語でメモをとる必要はないということも書き添えておきます。
要は「ハイスピードで書ける」、そして「自分であとで理解できる」ならば全く問題ないので、
一部を日本語でメモをとっても構いません。
「教授」と書くよりは「prof」の方が絶対に速いですが、
「人口」と「population」だったら・・・ 「人口」の方が速そうなら、それでもいいですよね。
「but」とか「←→」とか書かなくても、とっさに、「でも」と書いたって、何の問題もありません。
大切なことは、自分にとってベストなメモのスタイルをもつことです。
それを見つけだすまでは、
リスニングのトレーニング時は、半分「効果的にメモをとる練習をしてみよう」ぐらいの気持ちで
取り込んでみてもいいでしょう。
メモ ・ Note-takingは、味方にも敵にもなる強力な武器なので、是非使いこなしてください。 では!