2015年5月13日水曜日

放射性炭素年代測定 【背景知識シリーズ】


TOEFLに登場する可能性のある「背景知識」を紹介するこのコーナーですが、

今回は理系のお話です。 





「放射性炭素年代測定」・・・って、

日本語でも「何それ?」という感じになるかもしれませんが、

かなりメジャーな知識ですので、押さえておきましょう。





たとえば、遺跡から、大昔の土器が発見されたとします。

すると、当然、その土器がいつ頃使われていたものなのか?

が気になりますよね。

これを、土器に付着した食べカス等を分析することで、推定できるのです。







採取した食べカスには、炭素が含まれています。

炭素(C)は英語で・・・

carbonでしたね。

ちなみに「二酸化炭素」が

carbon dioxideでした。(復習は、この「光合成」の記事で。)






それで、この炭素には、「同位体」というやつがいます。

(学校で「化学」選択の人は習うはずです。
 それ以外の人は、そんなに気にする必要はありません。)

同じ「炭素」でも、メジャーな「炭素」だけでなく、

マイナーな「炭素」も複数いるのです。

で、

炭素12(C12) というのが最もメジャーなやつなのですが、

それとは別に、炭素14(C14)というやつがいます。

この炭素14には、「5730年で半減する」という特徴があるため、

ザックリいうと、

「この炭素14が、物質のなかで、

 他の炭素と比べて どういう割合で存在しているか」を測定すれば、

そこから、その物質の古さが推定できるのです。

このC14を放射性炭素と呼ぶので、

「放射性炭素」年代測定、という名前がついているわけです。










・・・TOEFLは理科のテストではないので、完璧に理解する必要はありません。

大切なのは、

「放射性炭素」年代測定によって、年代測定ができる

というのを知っておくことです。










昔の民族や遺跡の話題が出てきたときには要注意です。

ちなみに、「人類学」はanthropologyですね。












炭素は
carbonでした。

放射性炭素は
radiocarbonといいます。

放射性炭素年代測定は、
radiocarbon datingと呼んだりします。

「date」は名詞で「日付」という意味ですね。
そこから動詞で、
古い物質や美術品などの「年代を定める」といった意味が生まれるのです。



When the researchers radiocarbon-dated it, ...
(研究者たちがそれを放射性炭素年代測定したとき、...)



のように登場しても、ひるまないようにしましょう。






「たしか、炭素で年代測定できるんだよな」というのを覚えていれば、

リスニングで耳にしたときも、無理なく理解できるはず! です。



ではまた!




参考
Wikipedia 「放射性炭素年代測定」








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