2015年4月18日土曜日

TOEFLのリーディング問題は「スキミング」しよう。


「TOEFLのリーディングは時間が足りない!」という人、多いと思います。

また、「読み始めても、何の話かさっぱり分からない」ということもあります。





今回は、そういう人のために、

時間節約&内容をできるだけ序盤で把握するための強い味方、

スキミングを紹介します。








スキミングというのは、

文章を頭から順番に読んでいくのではなく、

まず文章全体の大切(そう)なところだけ読みとることで、

「何が言いたい文章なのか」「全体のテーマは何なのか」を最初に大雑把に理解してしまう

ためのスキルです。








スキミングには色々な流派がありますが、

ここで紹介するスキミングは、個人的にTOEFL(iBT)で有効だと考えている方法ですので、参考にしてみてください。







1. まずタイトルを読む。

リーディングの試験が始まると、まずパッセージ(文章)が画面の右側に表示されますが、

その上に、普通はタイトルが書かれています。



(クリックで拡大。以下同じです。)



このタイトルは必ず読みます。

パッセージのテーマそのものであることが多く、ここを見逃さないのが第一歩です。

ただし、読んでも「何それ?」ということもかなりあります。

だから、聞いたこともないような固有名詞が出てきても、ビビらず(その場合、ほとんどの受験者は同じように「?」となっているはずです)、

「ま、パッセージでちゃんと説明されるだろうな」ぐらいに思って、次へ進みましょう。









2. ラストの問題へ突っ走る。

タイトルをチェックしたら、パッセージを読むのではなく、一気に画面を下までスクロールして、

(なぜスクロールするのかは、こちらの記事の2個目の「Q」をどうぞ)

カチカチカチとNEXTボタンを押しまくって、そのパッセージのラストの問題まで飛びます。

なぜかというと、ラストの問題はたいてい「まとめ」問題なので、

そこで文章のまとめのような文が書かれていることが多いのです。



下記のような、

6つの選択肢から、本文のサマリーになっている文を3つ選ぶ問題(Prose Summary問題といいます)の場合、

3つ選択肢をドラッグするボックスの上に、まとめの一文が書かれています。

「イルカのコミュニケーションの取り方は、多くの科学者の興味を駆り立ててきた」とか、

「近年、地球温暖化に対して異なる考え方を主張する人々が存在する」とか、

そういう感じです。

ここをまず読むだけで、「タイトル」以上に、このパッセージがどういう話なのか多くの情報を得られます。



(※画面上の配置は、本番は少し違う可能性があります。)








ただし、ラストの問題が、上のようなProse Summary問題でない場合もあります。

「Fill in a Table問題」だった場合です。

これは、選択肢を2つのカテゴリーに分類していく問題ですが、

このタイプの場合も、先の問題を見ておくやり方は有効です。

たとえば、「地域Aの鳥」の特徴と「地域Bの鳥」の特徴に分類するという問題を見れば、

「このパッセージは、地域AとBの鳥を比較している文章らしいぞ」と予測できるからです。






・・・というわけで、カチカチとクリックしていくのは面倒ですが、

これが「まずラストの問題へと突っ走る作戦」です。










3. 1問目に戻り、王道のスキミングへ。

その後、パッセージの1問目に戻ります。

(またカチカチしていると時間がもったいないので、
今度は画面上の「Review」ボタンで、1問目へと飛びましょう。
そのやり方は、この記事の6個目の「Q」で紹介しました。)

ここで、ついに王道の「スキミング」をします。
オススメの方法は、各パラグラフ(段落)で、その第1文のみを次々に読んでいく方法です。



一応、原則としては、英語は「1パラグラフ・1アイデア」つまり

「1つのパラグラフにつき、メインアイデア(メインとなるトピック)は1つ」というルールがあります。(あくまで原則。)

そして、そのメインアイデアは、たいがいパッセージの1文目に来ることが多いのです。

傾向として「多い」というだけで、

パラグラフによっては、たとえば

「So what? No one at that time understood the importance of ...」

のように、1文目だけ読んでも訳が分からない可能性もあります。

が、経験上言えますが、このスキミングをすることによって、多くの場合、パッセージの内容・話の展開を大まかに把握できます






これにより、パッセージを読んでいる最中に「ここ、訳が分からない・・・」という箇所に出会っても、

「どうせこの後、地域Bの鳥の話に移るから、そこまで我慢して読もう」とか、

「結局はこの理論は最後のパラグラフで否定されるしなー」とか、

先を知っている分、余裕を持って最後まで読み進めることができるようになります。











この1~3まで全てが終わるまでに、だいたい1分30秒~2分ぐらいかかるイメージです。

スキミングのポイントは「詳細を理解する」ことではなく「大雑把に話を予測する」ことなので、

ここに時間を費やしてしまっては本末転倒になってしまいます。

注意点としては、

本で練習するときは最後の問題はすぐ見に行けますが、

本番は、マウスでカチカチする時間などがあるため、練習時よりも時間がかかると思っておきましょう。















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