2015年4月5日日曜日

Speaking問題の採点方法 3



さて、前回までで、

★スピーキング問題は、どのような観点で判定されるのか

★その結果、どのようにして、1問あたりの点数(4点満点)が算出されるのか

を紹介しました。





今回はいよいよ、それがどのように最終的なスコア(30点満点)に換算されるのか? です。





・・・といっても、これはもう単純で、対応表があります。

左の列が、30点満点の総合スコア。

右の列が、6問(各4点満点)の点数の、平均値です。



(↑クリックすると、拡大されます。)


「平均値」が分かりにくければ、この値を6倍すれば、

6問×4点満点=24点 のうち、何点とればこの点数になるのかが分かります。

たとえば、6問の平均値が2.66の場合、これを6倍すると16点。

つまり、24点のうち16点だった場合(=平均値2.66)、

総合スコアとしては20点になる、というのがこの表から分かります。







ちなみに、よく「留学などをしていない純日本人だと、23点がスピーキングの壁」と言われることがありますが、

それはこの表がもとになっているかもしれません。

表によれば、23点というのは、6つのタスクの平均値がちょうど3点。

これは、{4, 4, 4, 2, 2, 2}のような組み合わせでも出ますが、

現実的ではない(3つも4点満点をとれる人が、他3つで2点というのは考えにくい)ので、

おそらく{3, 3, 3, 3, 3, 3}前後を想定して、

「どの問題でも4点はなかなかとれないから、

 最高でそれぞれ3点とれたとして、総合スコアが結果的に23」

ということで言われているのだと考えられます。







ひとまず、キーとなるスコアは、

30 (=平均スコア4) 
23 (平均スコア3)
15 (平均スコア2)
 8 (平均スコア1)

です。

この表を知っていれば、

たとえば

「Q1とQ2は得意だから3点ずつを狙おう、

 Q3とQ5は片方は3点がほしい、もう片方は2点でも仕方ない。

 そして難しめのQ4とQ6は、それぞれ2点は確保しよう」

という場合、

(3+3)+(3+2)+(2+2)で15点、

つまり6で割った平均スコアが2.5になるので、

総合スコアとしては19点になる、ということが分かるようになります。






逆に、目標スコアが決まっている場合は、

各タスクで何点をとらないといけないかという逆算ができるようになりますね。








というわけで、ここまで見てきたスピーキング問題の採点方法をまとめると、次のようになります。




(↑クリックすると、拡大されます。)







これを知っていれば、「ただ漠然と練習する」のではなく、

「どの問題の・どの観点を良くしていけばいいのかを意識できる」ようになり、

ピンポイントでトレーニングして弱点を強化できるようになるはずです。

スピーキング問題突破への第一歩。

参考にしてみてください。




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