参考書を読んでいると、「Readingセクションは60分、パッセージは3つで・・・」といったテストの概要が書いてありますが、
初めて受ける人は、それ以外のこと(たとえば本番でのパソコン画面の操作など)がよく分からなくて不安になったりします。
そこで、今回は、そういう「細かいこと」を、Q&A形式で少し紹介してみます。
Q. リーディング問題は、席に座ってから、いきなり始まるんですか?
いいえ。席に案内された後、まずはテストに関するいろいろな説明が出てくるので、
そのつど「Continue」つまり「次へ」というボタンを押していったりします。
あとはマイクの音量チェックという、実際に声を出して、
自分の席のマイクが正常に機能するか確認する場面もあります。
それらが一通り済んだあと、画面にReading問題に関する説明文が出てきて、
それを読んだあと、いよいよリーディングセクションがスタートです。
Q. あれ・・・パッセージだけが表示されていて、問題が出てこないのですが?
そうなんです。最初はパッセージしか表示されず、問題が出てこないので、焦ります。(※いつ仕様が変わるか分かりませんが…)
下の画像を見てみましょう。
基本的に、画面の右側にパッセージ、左側に問題が登場するわけですが、
最初は、上のように、パッセージだけの画面が出てきます。
ここで、よく見ると、右上で囲っている部分に、初めは「Beginning」と書かれています。
それが、文章を下へスクロールしていくと「More Available」つまり「まだ文章が残ってます」に変わり、
下までスクロールして「End」へと変わります。
一応、パッセージを全て読んだうえで問題に答えていくという建前のため、
このパッセージを下までスクロールさせた後でないと、問題の画面に進めません。
(※今後、変更される可能性はあります。それは他のQ&Aも同じです※)
というわけで、早く問題をチェックしたいひとは、ひとまずパッセージが出てきたら、
パッセージのタイトルを軽くチェックしたあと、
まずは一気にパッセージ画面をスクロールさせて、問題の画面へと進みましょう。
Q. 残り時間はどこに表示されていますか?
画面の右上です。
さっきの「More Available」とかが表示されていた場所の真上でカウントダウンされていきます。
Q. 文章に下線を引いたり、文の一部をドラッグして選択したりできますか?
残念ながら、できません。
Q. 問題を飛ばしたら、後で戻ってこられますか?
戻れます。
たとえば、「60分でパッセージが3つ」というオーソドックスなパターンなら、
その60分の間であれば、3つのパッセージのどの問題へ戻ることも自由です。
だから、50分で3つのパッセージを全て解き切って、
そのあと、残り10分を活用して、不安に思っていた1つめのパッセージのQ7に戻る・・・なんてことも可能です。
(昔はちょっと違いました。というわけで、これも将来は変わる可能性があるので要注意です。)
戻れます。
たとえば、「60分でパッセージが3つ」というオーソドックスなパターンなら、
その60分の間であれば、3つのパッセージのどの問題へ戻ることも自由です。
だから、50分で3つのパッセージを全て解き切って、
そのあと、残り10分を活用して、不安に思っていた1つめのパッセージのQ7に戻る・・・なんてことも可能です。
(昔はちょっと違いました。というわけで、これも将来は変わる可能性があるので要注意です。)
Q. 飛ばした問題の番号を忘れてしまいました・・・1問1問、戻っていって確認するしかありませんか?
解答済みかどうかを、40問近くを1つずつチェックしていたら、
それだけで1分ぐらいロスしてしまいます。
そんなときは、画面上部の「REVIEW」と書かれているボタンを押しましょう。
このボタンを押すと、全ての問題のリストが出てきて、
それぞれ解答済み(Answered)なのか、未回答(Not Answered)なのか、一目で分かります。
そこで、未回答(Not Answered)の問題をクリックして選択し、
右上の「GO TO QUESTION」をクリックすると、その問題へと飛んでいけます。
これで、無駄な時間を省けます。
解答済みかどうかを、40問近くを1つずつチェックしていたら、
それだけで1分ぐらいロスしてしまいます。
そんなときは、画面上部の「REVIEW」と書かれているボタンを押しましょう。
このボタンを押すと、全ての問題のリストが出てきて、
それぞれ解答済み(Answered)なのか、未回答(Not Answered)なのか、一目で分かります。
そこで、未回答(Not Answered)の問題をクリックして選択し、
右上の「GO TO QUESTION」をクリックすると、その問題へと飛んでいけます。
これで、無駄な時間を省けます。
Q. 2つ答えがある問題で、クリックしたら「×」が出てきて怖いんですが・・・。
これはどういうことかというと、
まず前提として、
問題によっては「以下のうちから2つ選べ」のような問題が出ることがあり、
その場合は下のように、楕円ではなく、四角いボックスをクリックするようになっています。
で、たとえばこれで、1つめと3つめをクリックすると、こうなります。
ここで、「あれっ・・・×のマークが出てきた・・・これ、バツって意味じゃないよな・・・」と戸惑ったりします。
つまり、「バツってことは、『答えじゃない』って意味にならないかな」と不安に思う人がいるわけです。
が、気にしなくてOKです。×の印がついている選択肢が、ちゃんと「選んだ」選択肢であると認識されます。素直に、答えだと思ったものを2つクリックしましょう。
Q. リーディングの間でもメモはとれますか?
もちろんです。キーワードをメモったりすることもできるし、
あるいは「不安な問題」や「飛ばした問題」の番号をメモしておくのも良いでしょう。
※ただし、後で戻ってのんびり解きなおす時間がある人はほとんどいませんので、単に飛ばすよりは、時間切れ対策として、ひとまずどれかの選択肢を選んでく(&時間が余ったときのために、その問題番号をメモっておく)おいた方が安全!
Q. パッセージごとに休憩できますか?これはどういうことかというと、
まず前提として、
問題によっては「以下のうちから2つ選べ」のような問題が出ることがあり、
その場合は下のように、楕円ではなく、四角いボックスをクリックするようになっています。
で、たとえばこれで、1つめと3つめをクリックすると、こうなります。
ここで、「あれっ・・・×のマークが出てきた・・・これ、バツって意味じゃないよな・・・」と戸惑ったりします。
つまり、「バツってことは、『答えじゃない』って意味にならないかな」と不安に思う人がいるわけです。
が、気にしなくてOKです。×の印がついている選択肢が、ちゃんと「選んだ」選択肢であると認識されます。素直に、答えだと思ったものを2つクリックしましょう。
Q. リーディングの間でもメモはとれますか?
もちろんです。キーワードをメモったりすることもできるし、
あるいは「不安な問題」や「飛ばした問題」の番号をメモしておくのも良いでしょう。
※ただし、後で戻ってのんびり解きなおす時間がある人はほとんどいませんので、単に飛ばすよりは、時間切れ対策として、ひとまずどれかの選択肢を選んでく(&時間が余ったときのために、その問題番号をメモっておく)おいた方が安全!
「60分でパッセージ3つ」なら、あくまで「60分一本勝負」なので、
各パッセージにどういう時間配分をして解いたとしても、60分間はカウントダウンし続けます。
個人的には、「リーディング問題を解き終わったあと、そのまま放置していれば、リスニングが勝手に始まることは永久にないのか」が気になります。
もしそうなら、リーディングの後、気軽にトイレ休憩ができて精神的にも安心なんですが・・・
残念ながら、これはまだ本番で実験したことはありません。