Writingセクションのトレーニングをするとき、Wordを使う人が多いでしょう。
ただし、Wordで練習するときの難点は、スペルチェックをされてしまうこと。
間違ったスペルの単語には、即座に赤線が引かれてしまいます。
普段はとても便利なこの機能ですが、
TOEFLの試験本番では、当然この機能はついていません。
ですから、本番と似た状態で練習したいときは、このスペルチェック機能を外す必要があります。
今回は、そのやり方を紹介します。
なお、ここで紹介するのは、Word2013の場合ですが、Word2010でも同様だと思います。
それ以前のバージョンのWordでトレーニングする場合は、
こちらの マイクロソフトのウェブサイト を参照してみてください。
スペルチェックの波線を表示させないようにする
1.Wordを開いて、画面左上の「ファイル」をクリック
(↑画像はどれも、クリックで拡大されます)
2, 画面左の「オプション」をクリック
3. 「文章校正」を選択。
4. いよいよスペルチェックを外していきます。
(4a) いま開いているファイルのみ、スペルチェックの波線を表示させたくない場合
「例外」というところの、
「この文書のみ、結果を表す波線を表示しない」ボックス
と
「この文書のみ、文章校正の結果を表示しない」ボックス
のチェックを外します。
(ちなみに、そのWordファイルをコピーして使えば、コピーされたファイルでも同様に波線は表示されないはずです。)
(4b) いっそ、普段Wordを使うときは常にスペルチェックしてほしくないとき
「普段、仕事でWordを使うこともないし、
いっそのことWordを使うときは一切スペルチェックなんていらない!」」という人は、
「Wordのスペルチェックと文章校正」というところのボックスからチェックを外しましょう。
これで、晴れて、スペルミス等に下線が引かれることはありません!
・・・が、いざエッセイを一本書き終えた後は、自分のスペルミスを確認したいですよね。
そんなときは、エッセイを書き終えた後、画面上の「校閲」をクリックし、
そのまま「スペルチェックと文章校正」をクリックします。
すると、スペルミス等の箇所を順番に指摘してくれます。
以上、スペルチェックを表示させない方法でした。
実際、ライティングの練習後にスペルチェックすると、
信じられないようなスペルミスしていたりしてヘコみますが(笑)、
以前にe-raterの記事で書いたように、文章の理解を妨げない限り、
多少のスペルミスでいきなり減点されることはないはずなので、1,2個なら許容範囲だと思われます。
※注意※
大切な用事でWordを使うときは、スペルチェック機能を復活させるのを忘れずに!